AV女優の来店イベントの凄い価値
今日は自分の発想力が貧しいことを思い知らされたお話。
パチンコ店や電気店で「AV女優の○○さん来店!!」というような集客イベントを目にしたことはないだろうか。
そういった看板を友人と歩いていた際にふと目にして話題を振ってみた。
「AV女優が来店って生でAV女優なんてみてどうすんだ?」
私の中でAV女優は性的なシンボルだ。それが普通の格好をしていて仕事になるのか。という揶揄のつもりだった。
だが、友人は私の意見を可哀想な人を見る目で一蹴した。
「おまえは何もわかってないなー」
「えっ?」
友人は可哀想な人に説明を始めた。
「イベントで目の前に女優さんがいることを想像してみ?」
「おう」
よくありそうなイベント会場と美人な女性を想像してみる。
「運良く、その人と握手して一言二言喋れたとする」
「うん」
よく知らない有名人と、とりあえず握手。よくあることだ。
「そしたらダッシュで家に帰る」
「はい?」
握手したと思ったらダッシュで帰るのか。
「帰り着いたらすぐにその女優さんの作品を見る」
「はぁ?」
女優さんの作品、すなわちAVだ。つまり友人はAV女優の来店イベントでAV女優を見たら、ダッシュで帰ってAVを見ろというのだ。
「まだわからない?ついさっきまで、目の前にいた美人の姉ちゃんが、裸でアンアン喘いでるんだぜ?」
「!!?」
天才だと思った。
同時にAV女優来店という今まで無価値とさえ思っていた集客イベントの有用性を思い知らされる。これはラーメン店によくある有名人の○○さんも来店!などといった宣伝とは効果が全く異なる。
AV女優の来店イベントは本物のAV女優がいるときに来ないと価値が薄い。つまり客はAV女優が来ているときに来店する。
即時性の高い集客イベントということだ。
凄い、凄いぞAV女優!
そう思いながら私は友人を知り合いに格下げしたのであった。