落第騎士の英雄譚

本日もアニメ感想。
2015年のアニメ、落第騎士の英雄譚。
ラノベ原作で原作が15巻も出てる大成功作品のアニメ化。（私は原作未読）

今日は雑なあらすじから。
魔法を使って武器を作り出す騎士の学校に通う主人公。とんでもない努力家で剣士としては超一流。しかし、彼は魔力が少ないFランクで、努力の甲斐なく進級できず留年。落第騎士と呼ばれている。
これはそんな彼が異国の皇女と出会いイチャイチャする物語である。

感想としては惜しい。凄く惜しい。
話の構成、展開は少年漫画路線なのに、演出だけは深夜のライトノベル枠って感じで本当に勿体無いことになってる。
それを象徴してるのが、このアニメのOPなのかなぁと。OPのアニメも歌詞も曲も全てカッコいい。でも、歌が下手すぎて物凄くダサく仕上がっている。忘年会シーズンでカラオケ行く機会が増えそうなタイミングで、歌唱力の大事さを痛感させられた。

以下ネタバレ含む感想
ドラゴンボールとか幽☆遊☆白書みたいな友情、努力、勝利！の王道路線を彷彿とさせる展開はほんといい感じだった。最終盤に満を持して登場する生徒会長、東堂刀華！相対するは我らが主人公！って感じで凄く盛り上がった。
なのに！なぜ！対戦前に主人公を満身創痍にしちゃったの！？いや、理由はわかる、わかってる。ステラとイチャラブさせたかったから。うん、理由はわかるんだ。でもね、最強対最強こそ男の子の浪漫。満身創痍状態で生徒会長に勝っても、『なんや、生徒会長弱いやん…』ってなっちゃうじゃん。最後まで対戦相手も強く魅せなきゃ。
ほんと凄くカッコいいはずのOPなのに、歌唱力でダメにしてしまったOPとダブる本篇の内容だった。本当に勿体無い。

出来はいいんだよ。でも人にはお勧めできないそんな勿体無い作品でございました。