セレッソがJ1昇格を決めたので2ステージ制の勉強
来年セレッソが戦う舞台であるJ1の今年の王者は3位の鹿島アントラーズ。
そう、『3位』の鹿島アントラーズがJ1王者。
なぜ3位のチームがJ1王者なのかというとリーグ戦を2ステージに分け、チャンピオンシップで年間王者を決定するという自分で書いててもよく分からないルールのため。
セレッソがJ2にいるあいだにJ1は複雑怪奇なことになったようです。今年のチャンピオンシップを振り返って勉強しましょう。
鹿島アントラーズは今年、前半戦は調子が良く1stステージで優勝。2ndステージは金崎夢生の造反騒動なんかもあり失速して首位浦和との勝ち点差15(5勝差分)の3位でリーグ戦を終えました。
しかし、1stステージ優勝のため年間王者を決めるチャンピオンシップに参加できる鹿島アントラーズは、年間勝ち点2位の川崎フロンターレ相手に勝利し、年間勝ち点1位の浦和レッズが待つチャンピオンシップ決勝戦へ駒を進めます。
ホーム&アウェーで行われるチャンピオンシップ決勝。
鹿島アントラーズホームの鹿島スタジアムでの初戦は年間勝ち点1位の浦和レッズが意地を見せます。
疑惑のPK(主審家元)ながら1-0で勝利。
この日も先制したのは浦和レッズでした。
これで2戦合計2-0。優位にたったはずの浦和レッズでしたが、このあとまさかまさかの2失点。
2戦合計2-2となります。
そして90分が過ぎ試合終了。
そう、試合終了。
アウェーゴールの数で鹿島アントラーズが上回ったため、鹿島アントラーズが年間王者に決まりました。
笑顔の少ない表彰式が後味の悪さを物語っていました。
まぁセレッソもJ2、4位で昇格するのでルールはルールと割り切っていきたい!
1stステージ優勝か2ndステージ優勝に届けば年間王者になれるチャンスがあるわけです。出場できれば年間王者のチャンス。これがチャンピオンシップ!
ちなみに来シーズンからは2ステージ制を廃止して世界的にスタンダードな1ステージ制に戻るそうです。(安心)