埃まみれの本棚
今週のお題「わたしの本棚」
小説が結構好きで毎月2〜3冊を読む。
年間30冊程度のペースなのだが家の本棚はすでに満パン。
最後に本棚に本を収納したのがいつか思い出せない。
例えば今年読んだ瀬尾まいこ先生の「あと少し、もう少し」はテーブルの上に積み上げられているし、映画化ということで読み返した有川浩先生の「植物図鑑」はダンボールの中だ。本棚は使っていない。
では、本棚にある本はどのような本なのかと思い久しぶりに、本棚を見てみた。本棚は埃まみれで手を付けていないのがよくわかる。
夏樹静子先生の「量刑」江國香織先生の「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」といった小説が数冊あるが、殆どがエッセイやビジネス書。タイトルを羅列すると本村洋氏の「天国からのラブレター」や盛田幸妃氏の「彼女がくれたマウンド」ロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」など。
中学から高校の頃に読んだ本が並んでいた。
「金持ち父さん貧乏父さん」あたりは今なら絶対に手に取らないだろうなーと思う。当時の私と今の私の感性の差を実感する。
つまり「金持ち父さん貧乏父さん」は学生だった私が出会うことで読む機会が訪れた。更に歳を重ねると最近読んだ有川浩先生の作品も『今なら絶対に手に取らない』に分類されてしまうかもしれない。
今の私だから読む気になって楽しめる本がある。
そう考えると本と人の出会いに運命的なもの感じる。
ならば今、読むことができる本を楽しまねば。そう思い私は新たな本を手に取るのだった。
埃まみれの本棚はそのままにして(掃除しようよ)