ショーシャンクの空に
本日は映画の感想。
タイトルは「ショーシャンクの空に」
感想から言うと素晴らしい。
伝えたいメッセージと物語が上手く同居している。あらすじも語るけど、そんなものは読まずに今すぐ作品を観て欲しい。
予備知識なしで観た方が楽しめる。
以下、ネタバレ含む解説。
では、まずあらすじ。
タイトルの「ショーシャンク」これは刑務所の名前。
主人公のアンディは冤罪で終身刑に科され、ショーシャンクの刑務所に収監されます。
物語としてはこのアンディがショーシャンクの刑務所を出るまでを描いた作品です。
刑務所内で様々な逆境が訪れますが、知的に跳ね返してラストはショーシャンク刑務所を脱獄するという活劇じみたあらすじの本作。
しかしこの作品を名作だと言いたいのは、この物語じゃない。物語に含まれるメッセージ。その伝え方が秀逸。
・終身刑の抱える問題点。
・刑務所という密室空間ならではの抱え得る闇。
・司法の判断全てが本当に正しいのかという問題提起。
こんな重たいテーマを扱っていながら、息苦しさを感じさせない。
もちろん考えさせられることは多々あるけども。そんなバランスが素晴らしい。
刑とは何か。刑務所を出たあと再犯が多いのは何故か。本当に色々考えさせられる。けど映画としても面白い名作です。
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2004/03/25
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