クジラの彼
今日も有川浩。タイトルは2007年発刊「クジラの彼」自衛隊員の恋を描いた短編集。胸ヤケするほどの激アマ恋愛小説。
表題の「クジラの彼」のみ雑なあらすじ紹介
顔が好みの潜水艦乗りと合コンで知り合い、付き合うことになったカップルの話。
はい、あらすじ以上。こんな感じの短編が6編もある大変に胸ヤケする小説。リア充爆発しろ。最後の「ファイターパイロットの君」は以前紹介した空の中。表題でもある「クジラの彼」と「有能な彼女」は海の底の後日談となるので「空の中」と「海の底」を読んだあとに読むべきだと思う。上記二タイトルのファンブック的な位置付けの本。まぁこの二冊読むならついでに「塩の街」も読んで有川浩の自衛隊三部作を全部抑える流れをお勧めする。
感想としては甘いの一言。恋の良さが十二分に伝わり、お腹いっぱいになる。自分の恋はいいやと思える程度に。
ネタバレあり感想
やっぱ高巳さん優秀すぎるわ。仕事と育児の両立なんて私には到底無理だ。そんな世界救ったネゴシエイターも解決できない嫁姑問題というのは闇が深い。
以上!
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 文庫
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